文房具

COLUMN


タカハシカナコの「あいうえお雑記」

3 May.2009

【し】・・・シャープペンシル

新年度のごあいさつ(遅いけど)

「し」新年度、人の席替え=異動・転勤、とか社会人っぽい出来事だな、と思うのですが、 ご無沙汰している間にみなさんの日常の風景は様変わりしたのではないでしょうか。

「し」はシャープペンシルの話です。

新入学のシーズン、学業と離れて長いのですが、つい文房具を買ってしまいます。 学生の頃のくせでしょうか。

ちなみにその頃は、新しい学年になるたび「勉強するぞー!」と意気込み、 それをまず、物をそろえる事で達成させた気になる、ダメっ子の典型でした。
学生さん、どんな物でもできる人はできます。わたしと同じ轍を踏まぬよう。

今は押しも押されぬナイスミディになってますんで(あ、誕生日が3月でした。えへへ)
エレガントに、万年筆を使いこなしたいとも思うのですが、 筆圧の問題か、さらさら書ける水性ボールペンの方が使いやすいです。
あれは字がうまく書ける、ような気がします。

あとデザインが洗練されてる文具も良いですね。
鳩居堂のものとか、三日月なんとか、ってとこのとか。
そういったやや高級文具などを買うと、自分も大人の仲間入りをした気になります。
この「気分だけ」というスタンスで満足するあたり、進歩がないです。

その一方でチープでファンシーな文具も大好き。

特にswimmerという小中学生の女の子が利用するような雑貨屋さん、 (たぶんサンリオ的存在のショップ?)、1シーズンに2回くらいはチェックしています。

ここは、デザイナーさんの感性がすばらしくて、例えばキノコ型の糊とか、ユニコーンの造型のはさみとか、ネコ型のテープカッターとか、大きなリボン型のポーチとか! (この大きなリボンがそのままバッグになったのが去年くらいのプラダにありましたが、ずっと先にやってます。ゴイスーです)

とにかく乙女チックなデザイン満載。店内男子禁制ムードむんむんです。

数年前そこで一目ぼれして買ったウサギ型のシャーペン。
直立したうさぎのあたまの上に大きなバラの花が刺さっていて、その花を押すと芯が出てきます。かわいいのにシュールです。

わたしにとっては見慣れたこのペンを頓着せず仕事でも使っているのですが 「TPOを考えろ」と、君言いたまふことなかれ。
意外な力を発揮してくれているのです。

仕事の中で難しいなと思うものの一つにインタビュアーとしての役割があるのですが、 「なんですか、それは?!」というペンへの突っ込みにより、相手への距離が縮まるきっかけになることがあるのです。

もちろん、中には「なんじゃ?」と思っても言わない方もいるでしょうけど。 こんな小さな文具に、このようなパワーがあるなんてすごい!と思っています。

会議がいつもカリカリピリピリなんです、って時にもいいんじゃないでしょかね。

いや、火に油かな。

いろんな「力」がいるけど、脱力も大事です。